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昨日「軽井沢コルネ」でオルガンコンサートがあり行ってきました。 コートが要らないほど暖かな日和でしたが 風は強く、コンサートタイトルの(~風のささやき~)どころではなく (風の咆哮)とでも言ったほうがいいような強風が 時折周りの木々をしならせて通り過ぎていきます。 オルガニストはオランダ在住の塚谷水無子さん。 去年も聴いたことがありますが、とにかくエネルギッシュな演奏と お話が楽しいオルガニストです。 今回は、東京お茶の水のカザルスホールがいよいよ閉館になるので そのファイナルコンサートで演奏されたついでにといってはなんですが・・・・ 大好きな軽井沢でもコンサートをということで。 彼女の特徴はオルガンをもっと気軽に楽しめるようにと プログラムに工夫があること。 普通のオルガンコンサートの曲目にあるような、J.S Bachなどの作品もありますが ショパンの「華麗なる大円舞曲」、チャイコフスキー「胡桃割り人形から葦笛の踊り」 モーツアルトの「きらきら星による変奏曲」 カタロニア民謡「鳥の歌」 などは彼女ならではの選曲。 もうひとつの特徴は「軽井沢コルネ」のオーベルタン・オルガンの持つ可能性を いろいろ試そうという積極的な試みと即興性があること。 アンコールで弾かれたベートーヴェンの第5交響曲「運命」の冒頭「ダダダ ダーン」 をモチーフに、ベートーヴェンの軍隊行進曲やモーツアルトのトルコ行進曲なども 織り交ぜながらの即興は不協和音あり、ジャズっぽいリズムありで 普通のオルガンコンサートでは聴くことができないような遊び心満点の曲。 それだけに耳新しく、なかなか面白いと思いました。 *、この曲「モーツアルトの運命」と塚谷さんが命名した即興だと、後でわかりました。 オーベルタンオルガンでのリハーサル無し、ぶっつけ本番だったということも! 2階正面で聴いて(見て)いたのですが 演奏しながら左右に並ぶたくさんのストップを、「どれにしょうかなー」 という感じで(もちろん、決めてあるのでしょうが) ほとんど一人で(時には助手の助けを借りながら)出したり引っ込めたり・・・・・ 次の音に「間に合うかしら・・・」とこちらもドキドキ。 その上、今回のプログラムでは、足鍵盤のオクターブ(両足をかなり広げる)や 足鍵盤の最高音や最低音に近い音域でのペダル演奏も重要な要素だったので 時々無理な体勢で演奏しなければならず 「この体勢で弾くのは大変だなー」など・・・・つい余計なことばかり考えて 演奏を聴くことに集中できませんでした。 まさにオルガン演奏はハードな全身運動です。 これもDolceさんのケーキ?もっといろいろ種類があったのですがちょっとタイミングが合わなかった・・・・ コンサートの後はDolceさんのケーキとコーヒー、紅茶でティータイム。 Wさんご夫妻、今回初めてコンサートにいらっしゃったブログを通してお知り合いになったTさん リハビリジムでご一緒の方々などとベランダでお茶をいただきながら楽しくおしゃべり。 今年の「軽井沢コルネ」は注目のコンサートが毎月のように開かれる模様。 次回は5月3日の予定だそうです。 また、そのつどお知らせいたします。
by andantin
| 2010-03-21 15:19
| 音楽
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