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メメント・モリとはラテン語で 「自分がいつか死ぬということを忘れるな」という意味だそうです。 このテーマは色々な芸術作品にも使われており、自分が死ぬべきものであるということを 人々に思い起こさせる役割を果たしています。 今年は私の周りでも、何人か身内の方を亡くされた方や家族同様に生きていた 犬や猫を亡くされた方など、喪失体験をした方が多い年でした。 まあ、自分がそのようなことが身近に起こっても当たり前の年齢になったということなのですが。 私も二週間ほど前に、真ん中の姉(三人姉妹の私は三番目)を亡くしました。 前日電話で話したばかり・・・もう看取りの段階に入っている私の母をホームに見舞い その報告の電話でした。 「二月(母の誕生日)までは無理かも知れない・・・ショックだわ」と。 義兄から連絡を受けた時、てっきり母のことだと勘違いしていた私は姉だと知って絶句。 大動脈瘤破裂でした。 天と地、光と闇、善と悪、男と女、意識と無意識、見えるものと見えないもの というように、ものごとは対をなし、お互いが補足し合って完全になる というもので成り立っているとおもいます。 人間の生と死も同じなのではないでしょうか。 死後の世界は見えないし、頭で考えてもわからないので 遠ざけがちですが、たとえば悲しんだり、喜んだり、怒ったり、感動したり という人間の心は、目には見えず言葉で完全に言い表すこともできないけれど、 確かに感じることはできる。 「死後」の世界も、目には見えないけれど、感じることができるようなところではないかしら・・・ などと考えてみたり。 生と死はペアになって完全。同じ価値をもっている。 死ぬために生まれ、生まれるために死ぬ。 姉の葬儀で上京した帰り、本屋によって「エンディングノート」を購入した。 自分の「死」に際しての具体的な事柄がきめ細かく説明されており 本の半分はノートになっていて、残された家族が困らないように 具体的な事柄をメモするようにになっている。
by andantin
| 2010-12-27 14:00
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