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またまた雪が積もりました。 雪国にお住まいの方の苦労とは比較になりませんが、もう雪はうんざりです。 屋根から落ちた雪は、その前に落ちた雪、またその前に落ちた雪の上に重なって うずたかく積もり、前庭の半分を埋め尽くしています。 家の周りの雪の様子、道路の様子を見にブーツを履いてカメラを手に歩きます。 車の轍を利用して、まっすぐに歩く練習を。 東北大震災から一年がたつ今日、テレビの特別番組を見ながら 改めて被害の甚大さを認識し、それに耐えて何とか前に進もうとしている 東北の方々に驚きと感動を覚えました。 日本人というのは子供から大人まで、何と宗教心にあふれた国民なのだろう・・・ 「神も仏もあるものか」と思えるほどの災害に会いながら 「天を恨まず できることから一歩づつ」というおじさん。 子供たちも一気に大人にならされたというか・・・ 大きな哀しみと不安を心の奥に抱きながらも懸命に生きている。 色々な制約がブレーキとなって、なかなか進まない復興政策にいらだちながらも 少しづつ前に進もうとしている東北の方たち。 私のように「ふるさと」をもたない根無し草のような人間は 何処に住もうが、あまり関係ないけれど 代々その土地に根を張って生きてこられた方たちにとっては 「ふるさと」というものは、「いつの日にか帰らん」と歌にある通りなのだろう。 釜石で被災した、町医者をしている私の従兄弟も 病を持つ体でありながら、壊れた医院の再建に取り組み 今日が開院の日だと聞いている。 自分の体の方が大事なのではないかと思うけれど 「やっぱり医者だから・・・最後まで」と電話では言っていた。 東北大震災は私たちが普段なるべく考えないようにしてきたこと 生きる意味について、理不尽といえる状況においても、尚生きる意味について 考えるチャンスを与えてくれたように思う。
by andantin
| 2012-03-12 12:04
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