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「皆の都合がついたからそっちに行ってもいいかしら?」と娘Aからの連絡。 孫たちが大きくなってくるとやれサッカーだのなんだのと 予定があり、娘も日曜日にはオーケストラの練習が入ることも多く なかなか都合がつかないのに、この連休は2日間も皆予定がないのだそうで。 ツルヤの買い物は済ませたばかりだったけれど 食欲旺盛な孫たちのことを考えてまずは追加の食料の買い出しに。 日曜日の昼すぎ到着早々、孫Yはカスタードプディングを作りたいという。 作る工程を全部一人でというわけにはいかず、少し手伝う。 娘は日曜夜にプリンスアウトレットで花火があると調査済みで 夕食を早く済ませて娘一家は花火見に行く。 花火は15分位で終わったそうだけれど とてもよく考えられていて見ごたえがあったらしく 「バァバも来ればよかったのに」と残念がる。 しなの鉄道で軽井沢まで往復だったのだけれど 家を出てから帰ってくるまで1時間位。 駅員さんに「もう帰ってきたのですか?」と驚かれたらしい。 孫(Y)は最近マラソン大会で4位になったことからマラソンに目覚め 毎朝6時前に起きだして友達と走っているのだとか。 今朝もジィジと一緒に走りに行ったけれど、孫Yの方が随分早く戻ってきた。 もっともジィジはスロージョギングなのだけれど。 孫Sは原始的な火起こしに興味を持ち、硬い石を探しに行こうと朝からせがまれる。 そんな石がこの辺りにあるかどうか・・・ 近くの道路に敷かれている白っぽい硬そうな石を見つけ 「これならいいかも」とたくさん拾ってポケットに詰め込み 「赤ずきん」のお話に出てくるオオカミの腹みたいだねと言いながら 帰る途中、「木をこすり合わせても火が起こせるんだって」と何本か木の枝も拾う。 目に石のかけらが入らないように私の度数の入らないサングラスをかけ 石を叩いたり、木に穴をあけてそこに枝を突っ込んでこすり合わせるために 大工道具入れからキリや金槌、釘などを持ち出して 随分長い時間いろいろ試していたが火花も出ず。 孫Tはまだ兄たちとうまく遊べないので 玄関にたまった枯葉のお掃除をお願いする。 2人ともこの寒いのに坊主頭なのは 何でも「シラミ」がはやっているからだそうで・・・ 食事が終わるともう「おやつはなぁに」で彼らのお腹は底なし。 「多すぎるかな」と思ってもすぐにお皿は空っぽ。 平和で何不自由ない時代に生まれた彼らは 日本が貧しかった頃と比べて、確かにひもじい思いもせず 欲しいものも簡単に手に入れることができるけれど それが心からの喜びにつながるのかどうか。 欲しいものがすぐに手に入る環境や 過剰と思えるほどの便利な今の世の中は 子供の成長をかえって阻害しているのではないだろうか? テレビや新聞で知る学級崩壊が、孫たちの通う学校でも起こっていると聞き それが単に教師の力不足が原因というわけではなく 親や社会全体の問題と深くかかわっているということを思うとき その病根の深さにため息をつき、胸が塞がる思いがする。 子どもたちもその難しい状況の中で、必死に抵抗し また成長しようともがいているのではないかと・・・
by andantin
| 2014-11-24 18:10
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