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土曜日、水辺が好きな友人と雲場池をぐるりとまわり鹿島の森を抜けて 旧軽に出、友人が見たいというお店をのぞいたりして 久しぶりに旧軽をぶらぶらしました。 この時期は観光客も少なく、雲場池の奥の方は誰も歩いていません。 歩いている途中で何かが引っ掻いたような跡のある木を見つけ 「もしかして熊かしら?」と・・・ 前日の大雨で水かさが増し、池の水は鏡のようにきれいでした。 富士山麓の忍野八海に行った時もこんなきれいな水だったのを 思い出しました。 「バイカモ」という水草が生えているところを知っているという 友人の案内でどんどん奥に進み、湧き水があるところへ。 しっとりと苔むした別荘地の中に、土、日だけやっているクリニック (皮膚科と何だったかしら?)を見つけました。 大きな雰囲気のある建物で、お庭もゆったり。 何だか現実離れした診療所の雰囲気。 旧軽別荘地の素敵な別荘建築を愛でながら歩いていて思ったことは 常住ではなく別荘としてだけ使うとなると、カビが大変ではないかしら…ということ。 苔むした庭はきれいだけれど、住むとなるとちょっと・・・ 湿気対策として高床式に建てられている別荘もあるけれど。 こういうところに別荘があるような人たちは 管理会社に湿気の管理も全部お任せして、利用するときには快適な状態に なっているようにしてあるのかもしれない。 軽井沢はさわやかな高原でカラッとしているのではと 東京の友人なども思っているらしいのですが、決してそうではありません。 時には本当に気持ちの良い高原の気分が味わえる日もありますが 基本的には湿気の多いところです。 中軽井沢は旧軽より幾分湿気が少なく、暮らすには中軽井沢以西といわれています。 それでも家を建てるときに大工さんが湿気のことを考慮して 対策をきちんとしてくれたので 今までカビに悩まされることもなく、快適に過ごすことができています。
by andantin
| 2015-06-29 15:00
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