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昨日、追分のカフェDolceで、東京フィルハーモニー交響楽団主席チェロ奏者 黒川正三さんとピアニストで奥様の黒川文子さんによるDuoのコンサートがあり 行ってきました。 アットホームな空間で、黒川さんがご自宅から運んでこられた スピネットの演奏から会は始まりました。 ルネサンス時代の曲を少しということで、作曲者と曲のタイトルを聞いた時 もしかして・・・・と耳を澄ますと・・・やっぱり!! W・Bird の PAVANE です。 何たる偶然・・・ちょうど私が今チターで練習している曲だったのです。 チター用の楽譜は装飾音符をできる限り取り払って、曲の骨格だけになっていることが わかりました。 チターという楽器では華やかな装飾音を弾くのが、技術的に難しいからでしょう。 曲の感じはこれでいいのかな・・・と思いながら独習していたので 自分の音楽の感じ方がそれほどずれているわけではない・・ということがわかって とてもうれしかった! 「次は何を弾きましょう・・?」とお二人で相談しながら バッハの無伴奏チェロソナタ、スピネットとのDuoでガンバソナタ、 もっと時代が下ってピアノとのDuoでフォーレのエレジー、ラフマニノフの ヴォカリーズ、最後にスピネットでルネサンス時代の舞曲が演奏されました。 演奏終了後は珍しいスピネットを文子さんの解説つきで見せていただいたり 触らせていただいたりしているうちに、お茶のテーブルがいつの間にか用意されており Dolceの奥様手作りの何種類ものケーキと、ご主人のお茶やコーヒーのサービスを 受けながら、興味深いお話が次々に繰り出され、出席したおよそ20人ほどの方々と 和やかな歓談が続きました。 コンサートホールでの音楽会のほかに、今回のようなアットホームな環境の中での コンサートもとても魅力的です。 演奏者が曲にまつわるいろいろなお話をしてくださったり 今回は、「さっき演奏された○○の曲の冒頭をもう一度聞かせてください」 とのお客様の要望でその部分をもう一度弾いてくださったり・・・・ このようなコンサートを身近に聴ける環境に暮らすことができ、趣味を同じくする 方々とお知り合いになれることは、とてもうれしいことです。 DolceのMさんご夫妻、ありがとうございました!!
by andantin
| 2008-10-23 16:24
| 音楽
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