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軽井沢に初雪が降りました。 まだ紅葉した葉っぱが木に残っているのに、雪が積もるのは初めてです。 でもこの雪はすぐに融けたので一安心。 というのも、この日は(3日)大賀ホールのボランティアで出かけなければならなかったので。 まだスタットレスタイヤに履き替えていないこんな時期に雪が降ると困ります。 さて大賀ホールでは宮本文昭指揮 Orchestra MAP'S(Miyamoto Artist Partners)の コンサートが開かれました。 私の担当は今回も内扉、演奏が始まれば座って聴くことができます(ラッキー!)。 宮本さんといえばオーボエの第一人者。 松本のサイトウ・キネン・フェスティバルの第1回目 ブラームスの交響曲1番で宮本さんが吹いたオーボエソロのすばらしかったこと! いまだに忘れられません。 実演を聴いたわけではなく、テレビで見ただけなのですが 充分すばらしさが伝わってくる演奏でした。 2007年にオーボエ奏者としての演奏活動にピリオドを打つと発表された時 とても残念に思いました・・・なぜやめるのか・・・・まだ吹けるのに・・・・・と。 でも今度は矢部達哉さんをコンサートマスターとする若手の弦楽アンサンブルの 指揮者として再び舞台に戻ってこられ その演奏を昨日はじめて聴き深く感動しました。 弦楽アンサンブルの演奏の中に、よく歌う生き生きとした 宮本さんのオーボエの音楽と同じものを感じたからです。 演奏された曲目は モーツアルト:ディベルティメント ニ長調 K.136 ドボォルザーク:弦楽のためのセレナード ホ長調 Op.22.B.52 チャイコフスキー:弦楽のためのセレナードハ長調 Op.48 アンコール3曲 まるでサイトウ・キネン・フェスティバルのような曲目、実際サイトウキネンで 弾いたことのあるメンバーも半数近くいる。 私の場所、ホール2番扉(舞台に向かって右側)からは 宮本さんが横を向いた時の顔の表情、各セクションに出す合図 うなり声・・歌う声などがよく届き ヴァイオリン(Ⅰ、Ⅱ)ヴィオラ、チェロ、コントラバスをどんな風に 会話させ、また会話を支えさせようとしているのか・・・・ どんなニュアンスの音を出してほしいのか・・・・ などということがとてもよく伝わってくる。 こちらも一緒に弾いているかのような気持ちになって つい体が動いたり、足や手を動かしそうになったり、笑みを浮かべたりてしまう。 対岸(ホールの反対側)にいる人に、変な人がいると思われたかしら・・・? ライブ録音をとっていたので、ボランティアの役割としては 何事か起こった時にすぐ対処できるように 周囲に注意を払っていなければならないのだけれど 聞こえてくる音楽に引き込まれ、ボランティアとしての自分を忘れ 聴衆の一人になってしまう。 休憩時間、ロビーに出るとDさんご夫妻にお会いした。 お互いに「すばらしかったわねー」としばし感動をシェアする。 気持ちの通じるお仲間がいるということは本当にうれしい! 前回(5月)のコンサートを私は聴いていないけれど、今回のほうが良かったみたい。 その後何人ものお知り合いにお会いし(軽井沢は狭いのです)、私の口から出てくる言葉は 「こんにちわ」 ではなく 「すばらしかったわねー」 でした。 これからは聴きたいコンサートはボランティアではなく 聴衆にならなければ、ボランティアとしての役目を果たせないと自戒する。 大賀ホールは今回のアンサンブル(20人)位の規模が 音響的にも一番合っているように思う。 この日は奇しくも宮本さんの60歳のお誕生日。 アンコールにもサプライズでHappy Birthday to youが演奏されたが コンサート終了後、ちょっとしたパーティが開かれた模様。 * 音楽とは関係ないけれど、ちょっと気になったこと。 楽団員の服装が男性は黒ズボンの上は黒シャツ、(指揮者の宮本さんも)という ラフなスタイルなのに 女性はカラーのロングドレスというのはどんなものかしら? もう少し今風のラフなスタイルでもいいんじゃないかしら・・・と思いました。
by andantin
| 2009-11-04 13:46
| 音楽
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