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11日に起きた「東北関東大震災」は、1000年に一度位の頻度で起こる 地震専門家でも想定外の大地震と津波だった。 テレビの報道を呆然と見ながら、その破壊の凄まじさに声を失う。 11日の地震が起こった時、私はリハビリの予約が3時だったので 運動のフロアからリハビリのフロアに移動途中。 軽井沢ではめったにない大きな横揺れ、船酔いのような感じの揺れに これはどこかで大きな地震が発生したに違いないと即座に思った。 東京だったら・・・・娘たちは大丈夫かしら・・・・ 携帯で連絡を試みるがなかなかつながらない。 夜になって、やっと二人の娘に連絡が付き無事を確認し安堵した。 連日報道されている、東北地方の海沿いの町々の跡形もない無残な光景を見るにつけ 津波の危険を知りつつも、海の近くに住まわざるをえない様々な事情があるのだろう と想像してみるが、「のどもと過ぎれば熱さ忘れる」のことわざ通り 人は過去に危険な目にあっても、何十年と平穏に過ごしていれば ずっとこのままの状態が続くのではないか・・・・と油断してしまうのかも知れない。 油断を怠らず10メートルもの防護壁を築いて津波に備えていた町でも 津波を防ぎ切れなかったのだから、自然の猛威はいくら備えをしても また先進の科学の力を持ってしても、防ぐことができないことがあるということを 肝に銘じておかねばとおもう。 軽井沢も、浅間山という活火山を後ろに控える危険な地域だ。 浅間山は10万年前から何度も噴火を繰り返し、記録に残る噴火は 1108年(天仁の噴火)、1783年(天明の噴火)で、過去2000年の間に3回の大噴火を 起こし甚大な被害をもたらしている。 今でも時々小~中規模の噴火を繰り返している。 軽井沢に越してきてすぐに「火山の学校」という催しに参加し 火山学者の話や「軽井沢測候所」、「鬼押し出し」、天明の大噴火の時の記録が 保存されている鎌原の「郷土資料館」などを見学したことがある。 その時の話では、大噴火が起こる前には様々な前兆があり 今は火山観測技術が進歩し、大噴火が起こる前に 予知することができるので、人命を失うということはないだろうということだった。 1000年に一度という想定外の大地震と大津波が起こったことにより 浅間山のふもとに住んでいる私たちも、油断してはならないと改めて思った。 釜石には私のいとこが一人、石巻にはMさんのいとこがいる。 それぞれどうしていることか・・・・まだ連絡はつかず、無事を祈るばかり。
by andantin
| 2011-03-14 13:44
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Comments(2)
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117family at 2011-03-14 18:03
東日本大震災を教訓に浅間山のリスクを再認識しようという投げ掛けに、なるほどと思いました。ヘルメットや非常持ち出し袋は軽井沢の別荘にも用意しようと思います。ありがとう御座いました。
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andantin at 2011-03-15 10:12
:117familyさま
軽井沢は地震が少ない場所だということは実感しています。先日の長野北部を中心とする地震も、夜中携帯の緊急地震速報を告げる発信音で目が覚めると同時に揺れを感じましたが、震度1~2位でした。 浅間山が自分たちの生きている間に大噴火を起こすことはないだろうという、根拠のない想定のもとに住んでいますが、今回の地震でその安全神話を考え直したほうがいいかも・・・・と思いました。 まだヘルメット等の準備はしていませんが、このあたりの小、中学校のこどもたちがヘルメットをかぶって登下校している姿を良く見かけます。
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