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軽井沢はモミジの紅葉が終わり、今はカラマツが黄色に色づいてとてもきれいです。 夕日を受けて金色に輝くカラマツのなかにある軽井沢コルネで オルガンコンサートがあり行ってきました。 この時期はもう別荘の方たちは帰られてしまい、お客様は少人数でしたが それだけにオルガンも良く響き、すばらしいコンサートでした。 今日のオルガニストは近藤 岳さん。 ミューザ川崎シンフォニーホールオルガニスト・東京藝術大学オルガン科講師 経歴を見ると、芸大の作曲とオルガン科の出身。 ソロ活動のほかアンサンブルやオーケストラとの共演なども。 プログラムは、バッハのコラール前奏曲で始まり 続いて現代の作曲家J・アラン G・りゲティ J・ラングレ などの作品の中に15世紀の作曲家H・コッターや作曲者不詳の古い曲などが混ざり、 最後にまたバッハのフーガ嬰ニ短調BWV 853、前奏曲とフーガホ短調BWV 548の大曲と 再びJ・アランの終課のための後送曲というグレゴリオ聖歌がところどころに聞こえる曲。 間にお話を織り交ぜながら1時間と少しの短めのプログラムだった。 現代曲と古い曲の不思議な類似点など 作曲の知識がある方ならではのお話は興味深く 普通のオルガンコンサートではあまり聴くことのできない曲を オーベルタン・オルガンの音色を駆使して聴かせてくださった。 特にバッハの前奏曲とフーガホ短調は、ゴシック建築の大聖堂のように 数学的な論理性と確かな技術の上に感性豊かな音楽性が加わり バッハの構築的な音楽がよくわかる演奏で、圧倒された。 改めてバッハってどうしてこんな音楽が書けたのだろう・・・・とため息が。 オルガンを弾いている姿を後ろから見ていると これほど頭と心と肉体全部を使う楽器は他にないように思う。 まるでアスリートのようだ。 やはり体の軸がしっかりできていないと、足を自由自在に動かしても 体をぶれさせずに確かな演奏をすることは難しいのではないだろうか。 こんなすばらしいコンサートを、歩いて数分の距離のところで聴くことができることに 改めて感謝する。 自宅入り口の紅葉 自宅庭のモミジ。赤く紅葉するモミジが多い中で このモミジは黄色に染まります。 黄色の度合いは日毎に変わり、今日が最高かも。 2、3日すればこのモミジも全部葉を落としてしまうでしょう。
by andantin
| 2012-11-10 22:43
| 音楽
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Comments(3)
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andantin at 2012-11-11 11:58
:鍵コメさん
そんなにお近く! 私はよく聴きに行っています。 今週はロイヤルプリンス通り、カラマツの黄色でとてもきれいでした。 思わず「わー、きれい!」といってしまうほど・・・・ これからしばらくは、カラマツの針のような落ち葉が雨の様に降ってきて 道路わきなどに積もります。玄関のたたきもカラマツの葉だらけです。 冬はこちらへいらっしゃらないのですか? 寒いけれど、軽井沢、冬もいいですよ。
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はるにれ
at 2012-11-13 13:38
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演奏家と身体の軸のこと、私もずっと関心を寄せています。どう身体を使っているか、一目でその演奏家の技量と重なって見えます。このごろ演奏会に行くと、そのことがとても気になるようになりました。音楽科もアスリートなのだなぁと。
Commented
by
andantin at 2012-11-13 14:50
:はるにれさん
やはりそうですか・・・私も最近特に軸が気になりだしました。 すぐれた演奏家って演奏している時の姿がとても美しく見えますよね。 あ、でもG・グールドみたいに特殊なケースもあるかも・・・・
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