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「軽井沢コルネ」のオルガンコンサートに行ってきました。 今回は 「J・Sバッハの対位法を聴く」というテーマのオールバッハプログラム。 演奏者は富田真希さん。芸大でオルガンを勉強の後、海外のコンクールでも入賞 現在は、横浜みなとみらいホールのインターン生として研鑽を積む若手オルガニスト。 「軽井沢コルネ」のオルガンはフランスのオルガンなので本来 フランス系の作曲家の作品を弾くのに適した音色を持っているのだけれど バッハなどドイツの作曲家の曲を弾くのにふさわしい音色も兼ね備えている。 プログラムは短めで、曲ごとに短い解説を挟んでも1時間と少しのコンサート。 休日の午後、散歩がてらに・・・というのにふさわしい気の張らないコンサートだった。 小フーガやコラール前奏曲などは控えめの落ち着いた音色で演奏され 弾き方もソフトな感じだった。 けれども「Allein Gott in der Höh sei Ehr BWV676」や 最後のトッカータとフーガ(ドリア調)BWV538では華やかな音色が 選ばれ、いかにもイタリアの影響を受けた華やかで、しかも威厳に満ちた音楽になっていた。 この曲はフーガの部分で、長く続くトリルを足で弾かなければならない箇所があり 足に注目しながら聴いていたのだけれど、難なく弾きこなされ、さすが若さだなーと感心する。 足はまるでダンスをするかのように動き、思わず一緒に動かしたくなってしまう。 バッハのオルガン曲はテーマになるメロディーが、右手に出てきたり左手に出てきたり 足に出てきたりと複雑な対位法で書かれているものが多く それをきちんと理解して弾くのはとても難しい。 良くこんな曲が作れたものだと感心してしまう。 アンコールにはやはりバッハのコラール「めざめよ と呼ぶ声がきこえBWV645」が演奏された。 遥か昔、私の結婚式でバージンロードを歩く時に弾かれたのがこの曲で 歩きにくかったのを思い出した。 当時習っていたオルガンの先生に結婚式のオルガニストをお願いしたので。 「軽井沢コルネコンサート」おしらせ。 11月17日(日)午後2時30分 リュートとハープ コンサート 西山 まりえ (ルネサンスハープ、 バロックハープ) つのだ たかし (リュート、バロックギター) 12月14日(土)午後2時30分 クリスマスコンサート 波多野 睦美(メゾソプラノ) 早島 万紀子(オルガン) 問い合わせ:karuizawa-cornet@abeam.ocn.ne.jp
by andantin
| 2013-10-13 14:50
| 音楽
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