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娘Aが9月1日(日)の軽井沢国際音楽祭のフェスティバル・オーケストラに 出演するため8月31日から家族とともにやってきた。 31日は午後3時からの横川晴児と音楽祭の仲間たちによる 「もう一つのクラリネット五重奏曲」のコンサートがあり それを家族と一緒に聴いてから娘はそのまま明日本番の大賀ホールでの練習へ。 ブラームス:ピアノコンチェルト第二番変ロ長調 作品83 ブラームス:交響曲第四番ホ短調 作品98 指揮:横川晴児(元N響クラリネット首席奏者) ピアノ:ミロスラフ・セケラ オーケストラ:プロの演奏家たちと 首都圏で活躍するアマチュアオーケストラプレーヤー 土曜の練習が終わって夜遅く帰ってきた娘は ミロスラフ・セケラのピアノが優雅で繊細でありながらも迫力があり 音楽に「おはなし」があって素晴らしかったと興奮気味に語った。 東京での練習で代弾きのピアニストと合わせた時に あの難しいブラームスのコンチェルトをバリバリと弾いて それはそれなりに滞りなく曲が進むのだけれど 「なんだかなぁ」というモヤモヤとした気分が残ったらしい。 1日、孫たちみんなでフェスティバル・コンサートを聴きに。 明日から新学期が始まるというのに、母親につきあわされてと心配したけれど 孫たちもいやいや来ているわけではないし 宿題も終わっているそうなので安心する。 娘が言っていた通り素晴らしいピアノだった。 ミロスラフ・セケラさんは「アマデウス」の映画で ヴァイオリンとピアノが弾ける子役ということで モーツアルトの少年時代を演じた経歴がある方。 娘が言う通り優雅でありながら力強い演奏で聴衆を魅了した。 アンコールにはショパンののクターン。 これもしっとりと上品で美しい演奏だった。 会場で偶然お会いしたLさんとそのお友達も 「素晴らしかったわね。CDも買っちゃった」と。 ブラームスの四番はまず出だしがほんとうに美しい。 コンサートマスター近藤薫さん(東京フィルハーモニーコンサートマスター) とサイドの小林美恵さん(ヴァイオリニスト)の弾き方を見ていると 何というかブラームスに乗り移ってというか… 全身全霊で弾いていますということが良く伝わってきた。 アンコールは「皆さんに幸せな気分で帰っていただきたいから」という 横川さんからのコメントがあってブラームスの四番の三楽章が再び演奏された。 去年、横川さんは大病をして指揮ができなかったそうだけれど ブラ―ムスの交響曲四番が終わった時点でエネルギーが尽き果てたという 感じがして大丈夫かしらとちょっと心配した。 孫Y(高2)は土曜日の夜遅くやってきて(陸上の試合があった) 日曜も朝食後はソファーでグーグー。 コンサートの休憩にトイレに行った帰りロビーでYに会ったら 家では見せないようなにこやかな笑顔で「バイトに間に合わないから帰るから」と 後半のプログラムを聴かずに帰って行った。 Yのあんなよそ行きの表情を見たのは初めて。 家族と一緒の時と一対一の時とではこうも違うものかと 大人になりつつあるのだなあと感慨深かった。 コンサートが終わるやいなや楽屋から出てきた娘は 9月23日にある自分の属しているアマチュアオーケストラの定期演奏会の 練習にこれから帰って出なければならないからと 大慌てで家族とともに帰って行った! よくやるねえ。 これで今年の夏の行事はすべて終わりました。
by andantin
| 2019-09-04 15:34
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