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チターと聞いてすぐにその楽器の音色と形を思い浮かべられる人は少ないと思う。 知っている人からは、大体が「第三の男の・・・」という反応が返ってくる。 映画(第三の男)のテーマ曲にチターが使われているから・・。 でもこれがチターの音楽の代表のような印象を人々に与えてしまっていることは とても残念なことです。 最近ではスパーや、物売りの車からも聞くに堪えない音で(第三の男)が流れていたりして (これではチターという楽器のイメージがダウンしてしまう)とがっかりすることがあります。 チター(zither)はドイツ、オーストリア、スイスの民族楽器で 特にアルプス地方で、ヨーデルや民謡の伴奏楽器として使われたり ギターやハックブレットという楽器とのアンサンブル、チロリアンハープとの演奏など 主に家庭の中でで親しまれてきた楽器です。 時代と共に、チターにも改良が加えられ、今ではクラシックからジャズまで ソロやチターアンサンブルなどで演奏することが可能になりました。 私はずいぶん前にこの楽器に出会い、途中何度も挫折しながらも 何とか今まで細々と弾き続けてきました。 チターの故郷、ドイツやオーストリアには、今も素晴らしいチター奏者や チターアンサンブルが存在しており、コンサートやセミナー等も開かれています。 素晴らしいチターの演奏を聴くと、これが私も弾いている同じチターかと思うほど 音色に差があり、がっくりしますが、なんとか一ミリでも近付きたいと練習を続けています。 23日には東京で、軽井沢の夏のコンサートでフルートを演奏して下さった 荒川 洋さんのご家族(妹さんのリコーダー、お母様のピアノ、お父様のフルート) をゲストにお迎えして、チター4台とハックブレット、ギターの小さなコンサートを友人が企画し 私もメンバーの一人として参加しました。 このコンサートに刺激をう受け、また新たな気持ちでこの楽器とのお付き合いを 続けよう思っているところです。 冬の軽井沢は、この楽器を練習するにはとてもよい環境かもしれません。
by andantin
| 2007-11-24 12:22
| 音楽
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Comments(4)
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shinonome
at 2007-11-24 18:52
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昨日は有楽町線が止まっていたから大変だったでしょう?チターといえば、やはりウィーンの布地屋さんで偶然遭遇した小さなチターのイベントで(観客は私と友人の3名のみ)、颯爽と現れそして風のように消えた美しいチター青年の印象が一番です。何ともウマかったなぁ。
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はるにれ
at 2007-11-24 21:29
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チターがんばっていらっしゃいますね!ちょっと前でしたが「世界うるるん滞在記」という番組で、ロックの歌手がチターの職人さんのところに滞在して、チターを作るという番組をやっていました。チターを弾く人がほとんどいなくなったということを言っていたので、日本にはチターを弾いている方はいらっしゃるのに!と憤慨していた所です。
それにしても私のハックブレットは、楽器の手入れやさわることもない間に、弦をぴんと張ったまま置いていたために、湿気で木枠がゆがみ、はがれ、どうにも手入れが出来ないほど壊れてしまったのは返す返すも残念でした。チターの写真を拝見すると、胸が痛みます。
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andantin at 2007-11-25 12:06
:shinonomeさん
駅に着いたら電車が動いてなくて、一瞬どうしようと思いましたが、豊洲~木場は動いていたので木場に出、そこから臨海線で行きました。 連絡せずにご心配をおかけしました。 コンサートは皆さんとても喜ばれたようで(演奏はともかくも)良かったです。ウィーンのチター青年のような美しい音が出せるよう、また新たな一歩を踏み出すことにいたします。
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andantin at 2007-11-25 12:16
:はるにれさん
私にとってチターは、愛憎合い半ばの楽器ですが(演奏の難しさ、チターグループを維持する難しさなど)、今はまた新しい仲間とのアンサンブルでやっています。もう私の残り時間も少なくなってきたので、今度こそ本腰を入れて練習しなければと思っているところです。 ハックブレット残念ですね。今度コンサートをする時には歌で参加してくださいませんか?
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