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昨夜、NHK・ETV特集でこの50年間に海外から来日した
演奏家の名演アーカイブ特集を見ました。 イタリアオペラなど懐かしい演奏もあったけれど 何しろ遅い時間、途中うつらうつらしてしまう。 番組の最後は、指揮者のカルロス・クライバーがバイエルン放送管弦楽団と共に 198?年に来日した時のベートーヴェン交響曲第7番全曲の演奏。 初めの方は、まだ眠気が残ったまま姿勢もでれっとしたまま聴いていたのだけれど すぐに、体勢を立て直し耳と体を全開にして集中して聴く。 すご~い!!! 何がどう凄いかを説明するのは容易ではないけれど・・・・ 聴き手の眠気を払い、姿勢を立て直させ、引きつけさせる力を持った音楽! 楽譜は同じなのに、指揮者によってこうも音楽が違って聞こえるのか・・という見本。 特にアッと思ったのは2楽章。 シューベルトの歌曲「死と乙女」のテーマを基に展開される音楽。 今まで私の記憶に残っている7番の演奏では、2楽章のテーマはもっとゆっくり 何か思わせぶりに演奏されることが多いと思ったけれど、昨夜のクライバーでは テンポもはやく、「死と乙女」のテーマも明るく流れるように演奏された。 オーケストラにどんな指示を出したのかなぁ・・・・ クライバーの指揮を見ていると(顔の表情、手の動き、体全体の動き) 今ここで、どのフレーズを強調し、どの音を大切に浮き立たせ、メロディをどう会話 させるか・・そしてこの音楽をどこに向かって引っ張っていっているのか・・・ といったようなことがはっきりわかってとても面白かった。 こういう演奏はオリンピック競技の平均台で、ウルトラC(ちょっと古いかしら?) のアクロバット演技をするようなものかもしれない。 油断すると音楽が破綻してしまうかもしれない。 もしかしたら、ほんの少しの破綻はあったかもしれないな・・・・などと思ってしまう。 この演奏DVDになっているかしら? 娘たちの所属しているアマチュアオーケストラ(グローバルフィルハーモニックオーケストラ) の定期演奏会(25日)でべト7がプログムに入っているので楽しみ・・・ 聴きに行きます。 #
by andantin
| 2009-01-11 00:30
| 音楽
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今日は東京でも初雪が降ったそうですが、 軽井沢は朝起きたら一面白一色の世界でした。 午前中は義母S子さんの歯医者と図書館で御代田に。 18号沿いの気温表示を見ていると、軽井沢-3度、追分-2度、御代田-1度。 御代田のツルヤで買い物をして中軽井沢に戻り、S子さんのかかりつけの内科医 織田医院に薬をもらいに寄って帰ってきました。 今日のような雪の日は、S子さんの足元に注意していないと危なくて仕方が無い。 去年の2月には転んで手首を折る怪我もした。 そのことがきっかけとなって、週2回軽井沢リハビリテーションクリニックのデイケアに 通うようになって、ずいぶん足元がしっかりしてきたようです。 S子さんも自信をつけたのか、最近は私たちの気がつかないうちに S子さんの足では、片道1時間はかかる織田医院まで一人で出かけて行ったり(何度も) 来週は、しなの鉄道で御代田の歯医者に行くといっている。 車でといっても、「1人で行きたいの」と言う。 どうしたものだろう・・・・ さて、バランス・・・・・ 私が健康増進で受けているトレーニングのうちでも トレーナーが私に課している最も重要なトレーニングが 体のバランスがうまく取れるようになる体幹の筋力を強くする運動です。 昨日受けたトレーニングはハードでした。 今日は少し筋肉痛です。 まず、ゴムでできた空気入りクッションに片足をのせ(非常に不安定) もう片方の足をあげたまま、クッションに乗せている足を少し曲げます(両手はレッドコードに指2本だけかけます)。 その不安定な姿勢を保ったまま、トレーナーは曲げた私の脚の膝を10回ゆすぶり より不安定な状態を筋肉に記憶させます。 一度姿勢を立て直してから、片足を上げたままの姿勢で クッションに置いた方の脚の膝を、できるだけ下まで曲げるスクワットを4回。 少し休んで、同じことを4回繰り返します。 反対側の脚でも同じことをします。 脚の腿を中心にいろんなところが突っ張り、最後の方では、脚の筋力だけでは 立ち上がれなくて、レッドコードにかけている2本の指に思いっきり力を込めて 立ち上がっていました。 本当はレッドコードにかけた指は安全のための支えの役目なんですが・・・・ このトレーニングをしていると、何かにつまずいたり、雪道で滑った時にも すばやく体勢を立て直すことができるようになるそうです。 前回のブログで何事もバランスだと書いたのですが 平均台の上をバランをとりながら歩くのはとても難しいように 一口にバランスをとるといっても・・・・難しい。 訓練がいると思います。時には落ちるかもしれない・・・・・ またあまりバランスが良すぎても、面白くない・・ということもあるかもしれません。 特にアートの分野では。 昨日、トレーナーから聞いた話しでは、スピードスケートの選手は コーナーをまわる時、右(左?)にバランスを傾けなければならないので、 均等なバランスでは良くないとか・・・・ 何事も例外があるのですね。 #
by andantin
| 2009-01-09 21:21
| 健康増進
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木々には新芽が お正月に見たテレビで、日本の庭園を紹介する番組があった。 その中で、私がとても興味を惹かれた庭園は 京都・梅小路公園にある朱雀の庭という、平成になって造園された現代日本庭園。 庭は、公園にある建築物ともマッチするように考えられており 現代的なテイストの日本庭園でありながら木、石、水を使った 伝統的な日本庭園の要素が巧みに引き継がれている。 建物の前に広がる池のように見えるものは 黒御影石を敷き詰めた上に、たった1センチの深さの水を張ったもの。 水鏡という。 その水鏡に周りの景色が映りこみ、本当の池のように見える。 「いくら現代的な様式の庭園でも、山や川に転がっている 自然石を要所要所に配置しないと、庭が引き締まらない・・・・」 (正確な言葉は覚えていないけれど)というナレーションを聴いた時、ハッとした。 この言葉はいろんなことに当てはめられるから。 今、私たちがいくらスローライフを・・・・ と叫んだところで、本当に昔のような生活に戻りたいと思っているだろうか? 電気も、水も、ガスも交通手段も不便な・・・・ 確かに今は便利になりすぎてしまった。 こんなもの必要かしら?と思うものまでどんどん作られている。 そう考えてくると、すべてはバランスをいかにとるか・・・ということが 重要なんだなと思えてくる。 現代の便利な生活をしながらも、朱雀の庭のように 要所要所に自然を取り入れた生活をするなど 個人個人がそれぞれにバランスをとればいい。 偽物が氾濫する現代社会で、ほんものを求める気持ちは大切だけれど あまりほんものにこだわりすぎると生きていけなくなる。 なぜって、時間、お金、労力・・・・がかかりすぎるから。 バランス。 先日孫が来た時、とても面白いことを言った。 何かの会話の中で、義母S子さんの年が94歳だと孫に教えた時 「エーもう死んじゃうじゃん・・・S子おばあちゃんいつ死ぬの?」 子供の言葉はほんものズバリ! 大人が本当のことばかり言っていたら、社会生活ができなくなる。 その場にふさわしく人を傷つけない適当な言葉を選んで 会話している。 けれども、時と場合によっては本当のことを言わなければならない時もあるだろう。 やはりバランス。 #
by andantin
| 2009-01-08 13:00
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千が滝温泉駐車場から見た浅間山 このブログを読んでいる、友人や親戚から届いた年賀状に 優雅な暮らし方・・・・セレブな生活でうらやましい・・・・ またそれに近いような表現のコメントをいくつかいただき、 何か現実とはかけ離れているようで 心がムズムズ・・こそばゆい感じがしています。 ブログに書く話題に事欠いて、普通の生活に時折混ざる 楽しい出来事を、これぞと取り上げるので そこだけ見れば確かに優雅・・・とみえるかもしれませんが・・・・ そこで、私の日常生活がどのようなものであるのかちょっとお教えいたしましょう。 朝食ができたころ(月~金まではMさんの担当)やっと起きだします。 朝食後、ゆっくりと新聞を読み(ながめ)、部屋を簡単に掃除。(毎日掃除機はかけない) 洗濯も基本的にはMさんの仕事ですが、私は洗濯機では洗いたくないものなどの手洗いを。 時折庭に出て、植物たちに挨拶方々様子を見ます。(冬の間はあまり庭仕事はありません) その後、PCに向かいメールのチェック(大体迷惑メールの削除)、ブログのチェックや更新。 そうこうするうちに、お昼の支度をする時間になってしまいます。 週1,2回は義母も一緒にツルヤに買い物に。 お昼は簡単に和、洋、中華の麺類を日替わりで・・・ということが多い。 最近Mさんは、カロリーのとりすぎを気にして お昼を食べないことが多くなりました。(糖尿病の予防のため) 私はこれ以上やせるわけにはいかないし、義母の食事もあるので2人分を用意。 午後からは、週3回健康増進に行き2時間程度トレーニングをする。 (週3回位やらないと効果が期待できないとか) 夕方トレーニングから帰ると、チターの練習を1時間ばかり。 その後、夕食の準備に取り掛かる。 夕食後、食器洗いはMさんにお任せして、テレビを見たりごろごろと・・・・・ と言うなんでもない生活が基本的な私の生活です。 軽井沢は本当にセレブな方々もいらっしゃいますが、夏や気候のよい時期だけの別荘 という方が多いようです。 我々庶民は1年中、冬も住んでいます。 最近は住宅の性能が良くなったので、マイナス10度以下になることもある 軽井沢の冬でも快適に住むことができるようになりました。 我が家は嬬恋にある土屋建築 設計・施工の断熱機密住宅です。 軽井沢は避暑地なので、都会のようにお楽しみの場所(デパート、劇場、映画館など・・) がありません。(私たちが移ってくると同時に大賀ホールができましたが・・・) ですから、何とか自分たちでお楽しみを作り出していこうとする気持ちは強いかもしれません。 お友達の結束も、音楽、庭、などの共通の趣味を介して、自然に強くなります。 軽井沢という場所は、最初に宣教師に見出され その後政財界の人々や文化人が別荘を作り・・ かつては皇室の避暑地でもあった・・・ という下地があるので、町そのものが落ち着いた感じがします。 (プリンスアウトレットができてからは少し変わってきていますが・・・・) 先人が築いたそのような環境をいわば借景として、 私たちのような普通のサラリーマン・リタイア組も住んでいるのです。 軽井沢と聞いて、高級リソート地 というイメージを持つ人が多いのではないかと思いますが (実は私たちもそうでした・・・軽井沢に住もうなど微塵も考えたことがなかった) 実際自分の目でよく調べてみると、私たちが住んでいる中軽井沢あたりは 土地の値段も安く(旧軽井沢は高いところもありますが)、自然環境は素晴らしい。 ついでに野菜もおいしく値段も安い。 新幹線が通っている軽井沢駅までは車で15分弱、しなの鉄道では1駅。 新幹線を使えば東京まで1時間と便利だし・・・ それに気がついた人がどんどん都会から移住してきており 新幹線通勤の方も大勢います。 これ以上増えないでほしい・・・・と私は密かにかに思っているのですが・・・・ 今年はどんな1年が待っていることか・・・・ まず初めはクラウス・ヴァルトブルクのコンサートです。 どうか いいコンサートになりますように!! 自宅の近くから見た浅間山 #
by andantin
| 2009-01-04 13:24
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クリスマスが終わるや否やお正月です。
去年のこの時期のブログにも書きましたが、1週間の間にクリスマス気分から お正月へと気持ちを切り替えることが、なかなかできません。 キリスト教の両親の元で育ち、祖父母とも暮らした経験がなく 父の職業の関係で関東、北海道、関西と引越しを繰り返しながら育った 私には故郷と呼ぶことのできる場所がありません。 そのためか、日本の伝統行事についての知識や習慣がほとんど 身についておらず、いつもそのことが心のどこかにひっかっかったまま なのです。 そんな私に育てられたわが娘は、何か変だと思いつつ育たのでしょうが フランスに3年暮らした経験から、俄然日本の古い伝統文化に興味を持ち 色々調べたり、自分なりに実践したりしているようです。 先日も、東京のスーパーで売られている鏡餅や、その上に乗せる橙が プラスチックでできていること 注連縄飾りもプラスチックのものが多いことなどを教えてくれました。 そしてちゃんとした(偽物ではない)お飾りはどこに売っているのだろう・・・と。 少し前までは、12月26日ごろから藁で作った注連縄飾りを売る屋台が 駅の近くなどに出たと記憶しているのですが、最近はなくなったのでしょうか? 今日、今年最後の買い物にツルヤとマツヤに行きました。 そして今まであまり注意を払ったことのない正月飾りのコーナーに立ち寄ってみました。 娘が言うようにプラスチックのものもありましたが、やはりここは長野県。 藁でできた注連縄、(東京ではあまり見ない形)、玄関飾りは本物の昆布や橙もついている (これは上等のものに限る)鏡餅はプラスチックが主流ですが本当のお餅のものもありました。 お正月の祝い方もずいぶん様変わりしたものです。 何もかもがお手軽になり、お金を出せば買うことができるようになった代わりに 何か大切なもの、命が通ったものがなくなってきている。 自分のことを考えても、御節料理を作るのがだんだん面倒になってきて 今年はあるところに頼もうと思っていたのですが 注文するのが遅すぎてもう締め切った後でした。 家族だけの分を用意すればいいのですからそんなに大したことをしなくてもいい。 2,3品でも丁寧につくったものを用意することで良しといたしましょう。 おせち料理の意味を調べてみたところ、火の神である荒神を怒らせないために 台所を使わない・・と言うことから保存のきく料理を準備することになったということらしい・・・ 台所を使わないと言うことは、女の人を休ませるということでもあったようです。 皆様、今年もブログをお読みくださってありがとうございました。 どうぞよいお年をお迎えください!! #
by andantin
| 2008-12-30 15:22
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